12月13日 みんなで考えるDEIBの日
12月13日は、みんなで考えるDEIBの日。ダイバーシティ就活・転職の場を提供する株式会社JobRainbow(ジョブレインボー)が制定し、日本記念日協会が認定した。
「DEIB」とは多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)、帰属意識(Belonging)のこと。この価値観を社会全体に広め、すべての人が尊重され、安心して自分らしく活躍できる環境を目指してみんなで考える日とするのが目的。
日付は、12月が文化の多様な祝祭などが重なり合う月であり、December(12月)の最初の2文字の「DE」と、13を「IB」を見立てて組み合わせると「DEIB」となることから、12月13日とした。
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DEIBとは、「Diversity(多様性)」「Equity(公平性)」「Inclusion(包括性)」「Belonging(帰属意識)」の頭文字を取った言葉で、組織や社会において人々が安心して存在し、活躍できるための考え方を表しています。これらは単なる理念にとどまらず、人と人との関わり方や組織のあり方を見直すうえで重要な土台となっています。
最初の「D」は、多様性を意味し、性別や年齢、国籍、宗教、障がいの有無など、あらゆる違いを受け入れる姿勢を指します。次の「E」は公平性で、すべての人が対等に機会を得られるよう、状況に応じた支援や調整を行うことを意味しています。たとえば、同じ場所に立たせるだけでなく、それぞれの高さに合った踏み台を用意するような考え方です。
「I」にあたる包括性とは、誰もが意見を言いやすく、受け入れられるような環境づくりを目指すことです。多様な意見や背景を持つ人々が、対話や協力を通じて互いに理解し合えるような組織運営が求められます。そして最後の「B」は、帰属意識のことを指し、自分がこの場にいてよいと感じられるような関係性を育むことです。これが満たされていないと、人は孤立したり、声を上げにくくなったりするため、安心感を生み出すうえでとても大切な要素です。
この4つの要素は、それぞれが独立しているわけではなく、互いに関係し合いながら成り立っています。たとえば、多様性だけを掲げても、そこに公平性がなければ実際には機会の格差が生まれます。また、包括性があっても、個人が「ここにいていい」と感じられなければ、行動にはつながりません。だからこそ、DEIBは一体として取り組むことが重要だと言われています。
現在、企業や教育機関をはじめ、さまざまな分野でDEIBへの関心が高まっています。背景には、働き方の変化やグローバル化、ジェンダーや人種に関する意識の広がりなどがあります。多様な人々がともに前を向いて進むためには、表面的な対応ではなく、本質を理解したうえでの取り組みが求められているのです。






