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~今日は何の日?~

1月6日頃 小寒

 小寒(しょうかん)は二十四節気の23番目。寒さが厳しくなり始める時期で、「寒の入り(かんのいり)」とも呼ばれる。また、この日から節分までを「寒の内」と呼ぶ。寒中見舞いを出し始めるのもこの頃から。こよみ便覧(べんらん)では、「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らう故、益々冷える也」と説明されている。

 寒気がまだ最大ではないという意味だが、実際は本格的な寒気がすでに始まっている。

 「小寒」という名前は、「少し寒い」という意味で付けられています。小寒は、冬の真ん中にあたる大寒の前の節気であるため、寒さが本格的になる前の期間を示しています。

 日本では、小寒の頃には、梅のつぼみが膨らみ始めることから、春の訪れを感じさせる兆しも現れます。また、農業においては、この時期に冬の作物を収穫し、春の作物の準備を始めることが一般的です。

 小寒の時期は、寒さ対策が重要となります。防寒具を整えたり、暖かい食べ物や飲み物を摂ることで、寒さに対処することができます。また、風邪やインフルエンザなどの感染症にも注意が必要です。

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