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5月12日 民生委員・児童委員の日

 5月12日は民生委員・児童委員の日

 記念日を通して民生委員・児童委員の活動を地域の人に知ってもらうことが目的。

 全国民生委員児童委員連合会が制定し、日本記念日が認定した。

 日付は、1917年5月12日に民生委員制度の始まりの「岡山県済世顧問制度設置規程」が公布されたことから、5月12日とした。

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 民生委員は、地域社会の福祉を支える重要な役割を担っています。この制度は大正6年に岡山県で「済世顧問制度」として始まり、その後、大阪府で「方面委員制度」が発足し、全国的に広がりました。昭和21年には、民生委員令の公布により、現在の「民生委員」という名称に改められました。

 民生委員は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱される非常勤の地方公務員であり、無報酬でボランティアとして活動しています。任期は3年で、再任が可能です。また、民生委員は児童福祉法に定める児童委員も兼ねているため、「民生委員・児童委員」が正式名称となります。

 彼らの主な役割は、地域住民の生活におけるさまざまな相談に応じ、必要な支援やサービスへの「つなぎ役」として機能することです。また、高齢者や障がい者世帯の見守り、安否確認など、地域社会の安全と福祉の向上に貢献しています。

 特に、全国で約2万1千人が主任児童委員として指名されており、子どもや子育てに関する支援を専門に担当しています。彼らは特定の区域を持たず、他の民生委員・児童委員と連携しながら、児童の健全育成や子育て支援の活動に取り組んでいます。

 現在、民生委員・児童委員制度は全国で約23万人が活動しており、市町村ごとに設置された推薦会による選考を経て、適任者が委嘱されています。この制度は、地域社会に根ざした支援を実現するために、地域の実情に精通した人物が選ばれ、その能力を活かして地域住民の生活の質の向上を図るための重要な役割を担っています。