5月6日 心の介護に向き合う日
5月6日は、心の介護に向き合う日。大阪府大阪市に本社を置き、シニアホーム紹介サービスなどを展開する株式会社笑美面(えみめん)が制定し、日本記念日協会が認定した。
同社は、介護による共倒れ状態を防ぐためにも家族にしかできない「心の介護(心理的なケア)」に専念できる環境をつくることが、より持続可能な社会へと繋がると考えている。「心の介護」に向き合うことの大切さを広め、高齢者が笑顔でいる社会を目指すことが目的。
日付は、「ここ(5)ろ(6)」と読む語呂合わせと、ゴールデンウィークとなることが多く家族が集まりやすい日であることから、5月6日とした。
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介護の現場では、身体的な手助けに加えて、心の寄り添いが大切だと言われています。家族が支えることで生まれる安心感は、本人だけでなく支える側の心の負担を和らげ、共に倒れてしまうリスクを減らします。
そのため、家族には家族にしかできない「心の介護」に集中できる時間と場を整えることが求められます。専門職が担う身体のケアをうまく取り入れ、家族は大切な人への声かけや感情の共有にあてると、負担が分散し心にゆとりが生まれます。
具体的には、定期的なレスパイトケアを利用して介護から離れる時間を作ったり、相談窓口やサポートグループを活用したりすると良いでしょう。こうした支援を通じて、家族は自分自身の休息や気晴らしを図りながら、穏やかな気持ちで大切な人に向き合えます。
また、心のケアに注力することで、介護を受ける方の生活の質も高まります。日々の小さな会話や表情への共感が、笑顔を引き出し、家族全体の絆を深める結果につながります。こうした支え合いは、長い先を見据えた介護を続けるうえで欠かせない要素と言えるでしょう。
最終的に、家族が心を尽くす場面が増えることで、介護を取り巻く環境の改善や互いの負担軽減が進み、誰もが無理なく続けられる社会の実現に近づきます。公的制度や地域の支え手とも連携しながら、みんなで支え合う取り組みが今後さらに広がることが期待されます。






