7月15日 ウィルキンソンの日

7月15日はウィルキンソンの日。アサヒ飲料の「刺激、強め。」の本格炭酸水「ウィルキンソン タンサン」は1904年に誕生。120年を超える伝統と信頼のブランドとして愛されてきた「ウィルキンソン」をさらに多くの人に飲んでもらうのが目的。
アサヒ飲料株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「ウィルキンソン タンサン」の創始者であるジョン・クリフォード・ウィルキンソン氏の誕生日(1852年7月15日)から、7月15日とした。
◆◆◆
ウィルキンソンは、その長い歴史と伝統に裏打ちされたブランドで、特に「ウィルキンソン タンサン」として知られる炭酸水は、日本の飲料市場において特別な位置を占めています。このブランドの始まりは1889年、英国人ジョン・クリフォード・ウィルキンソンによって宝塚の山中で炭酸鉱泉が発見されたことに遡ります。彼はこの鉱泉水を分析し、その品質が世界の名鉱泉に匹敵するという結果を得ました。
1890年、ウィルキンソンは最新の設備を英国から取り寄せ、日本で「宝塚ミネラルウォーター」としてミネラルウォーターの販売を開始しました。その後、1893年に「TANSAN」という商標を制定し、発泡性のミネラルウォーター「TANSAN (タンサン)」を発売しました。この製品は、当時の明治政府が求めていた「国産の良質な食卓水」として、国内外の賓客に供されるようになり、日本でのミネラルウォーターの消費を牽引することとなりました。
「タンサン」という名称は、英国領事の助言によって決められたとされており、今日では日本において「炭酸水」を指す一般名詞として広く用いられるようになっています。ウィルキンソンの製品は、「刺激、強め。」というキャッチコピーが示す通り、強い炭酸の刺激が特徴で、多くの消費者に支持されています。
ウィルキンソンの炭酸水は、そのクリアでクリスピーな味わいと強烈な炭酸が、食事のお供やリフレッシュメントとして、またカクテルのミキサーとしても広く利用されています。長い歴史を通じて培われた品質と信頼性が、今もなお多くの人々に愛される理由です。