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8月13日 怪談の日

怪談の日

 8月13日は怪談の日。「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」20周年連続公演を記念して、稲川淳二氏が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、第1回の公演が1993年8月13日にクラブチッタ川崎で開催されたことから、8月13日とした。

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 怪談とは、超自然的な現象や未解決の怪事件、人々の間で語り継がれる不可思議な話などを含む、恐怖や驚異を伝える物語のことを指します。これらの物語は、聞く者に恐怖を感じさせることを目的としており、文化や地域によって様々な形で語られています。日本の怪談は「怪談」と呼ばれ、西洋では「ゴーストストーリー」とも称されることがあります。

 怪談の起源は古く、人類が言葉を獲得して間もない頃から、不可解な現象や死後の世界、霊魂の存在についての説話が存在していました。これらは、人々に道徳的な教訓を説くため、または単に暗闇の中での時間を楽しむために用いられてきました。

 日本では、平安時代から怪談が語り継がれており、貴族社会の間で怪異や幽霊の話が流行しました。これらの話は、後に「今昔物語集」や「宇治拾遺物語」といった文学作品に収められ、広く民間に伝わることとなります。また、江戸時代には、怪談が一つのエンターテイメントとして確立し、数多くの怪談集が出版されました。代表的なものに、曲亭馬琴の「新諸国物語」や「夜窓鬼談」などがあります。

 怪談は、テレビやラジオ、映画といったメディアでも人気のジャンルとなっており、多くの怪談が現代に再解釈されています。特に映画では、「リング」や「呪怨」といった作品が国内外で高い評価を受け、日本の怪談が世界中に広まるきっかけとなりました。

 怪談を語ることは、単に恐怖を提供するだけでなく、聞き手にとって未知の世界への好奇心を刺激し、また共有することでコミュニティ内での絆を深める社会的な機能を果たしていると考えられます。現代でも、夏になると怪談を集めた番組が特別に放送されたり、怪談をテーマにしたイベントが開催されるなど、その魅力は色褪せることがありません。