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8月24日 ドレッシングの日

ドレッシングの日
引用元:ケンコーマヨネーズ株式会社

 8月24日はドレッシングの日。ドレッシングの新しい利用方法をアピールするために、マヨネーズ、ドレッシングなどの製造、販売を手がけるケンコーマヨネーズ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ドレッシングは野菜にかけて使うことが多いので、週間カレンダーの「野菜の日(8月31日)」の真上にくる日という理由で、8月24日とした。

 また、夏場の食欲不振の時期にドレッシングをかけたサラダを食べて健康にとの思いも込められている。

ドレッシングの豆知識

 日本で最初に市販化されたドレッシング類はマヨネーズ。現在売られているようなマヨネーズは明治38年(1905年)にアメリカで販売され、日本では大正14年(1925年)に初めて製造・販売されだした。

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 ドレッシングとは、主にサラダなどの料理に加えることで味わいを豊かにする調味料です。植物油、お酢やかんきつ類の果汁を基本とし、それにスパイスやハーブ、食塩などを加えて調合されます。このシンプルながらも効果的な組み合わせが、食材の持つ自然な風味を引き立て、また新たな味覚を創出します。

 ドレッシングはその性質により主に以下の三つに分類されます。まず、半固体状の「乳化高粘度タイプ」で、このグループにはマヨネーズが含まれます。次に、クリーミーでありながら流動性のある「乳化低粘度タイプ」があり、サラダクリーミーやシーザーサラダドレッシングなどがこれに該当します。最後に、「分離液状タイプ」は、油と水分が明確に分かれており、フレンチドレッシングやイタリアンドレッシングなどがこの例です。

 また、ドレッシングの範疇にはさまざまなバリエーションが存在しています。伝統的なものから革新的なものまで、例えば、ノンオイルドレッシングやサラダ用調味料といった製品もドレッシング類として市場に出回っています。これらは植物油を使用せず、代わりにその他の液体や粉末形の調味料で風味を加えることが特徴です。

 ドレッシングの歴史は古く、日本においては明治時代末期にマヨネーズが紹介されたことから始まります。その後、昭和時代に入ると「ドレッシング」という名前の商品が市販され始め、多くの種類が開発されるようになりました。現代では、これらのドレッシングが日本の食卓に欠かせないアイテムとなり、特に冷蔵保存を可能とする技術の進化によって、新鮮な風味が長持ちする製品が多く見られます。

 このようにドレッシングはその用途の多様性と味の豊かさで、料理の世界において重要な役割を果たしています。あなたのキッチンにも様々なタイプのドレッシングを取り入れてみてはいかがでしょうか。新しい味の発見があるかもしれませんね。