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10月7日 キットカットのオトナの日

キットカットのオトナの日

 10月7日はキットカットのオトナの日。全てのオトナの前向きな一歩を讃える日としてもらうために、ネスカフェやキットカットを販売しているネスレ日本株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「お(10)(7)」の語呂合わせから、10月7日とした。

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 キットカットは、イギリスのロントリー社によって1935年に初めて製造されたチョコレートバーです。この製品はもともと「チョコレートクリスプ」として知られており、海老天のようにウエハースがチョコレートで包まれていました。このアイデアは工場で働く男性からの提案によって生まれました。1937年には製品名を「キットカット」としてリブランドし、現在に至るまでこの名前で親しまれています。

 キットカットは、その独特な形状と「Have a break, have a KITKAT.」というスローガンで有名です。このフレーズは長い間、ブランドのコミュニケーション戦略の中心となっており、リラックスしたい時のブレイクタイムの象徴とされています。また、第二次世界大戦中には原材料の供給制限によりレシピを変更せざるを得なくなりましたが、戦後、赤いパッケージに戻るとともにブランドはさらに強化されました。

 1990年代には、さまざまなフレーバーや形状のキットカットが開発され、特に日本では受験生への応援メッセージとしての使用や、そのバリエーションの豊富さで非常に人気が高まりました。日本では「きっと勝つ」という言葉遊びから受験のお守りとしても親しまれています。また、日本独自のフレーバー開発に力を入れており、その数は400種類を超えるとされています。

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