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10月16日 世界食料デー

 10月16日は世界食料デー。1945年10月16日に国連食糧農業機関(FAO)が設立された事を記念して、1981年に国連食糧農業機関が制定した。
 英語名は、"World Food Day"。

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 世界食料デー(World Food Day)は、国際的な記念日として毎年10月16日に世界中で祝われます。この日は1945年に国際連合食糧農業機関(FAO)が設立された日にちなんでおり、飢餓と食糧安全保障に関連する問題への意識を高めることを目的としています。

 世界食料デーは、FAOの加盟国によって1979年の第20回FAO総会で設立されました。この提案はハンガリー代表団によってなされ、以来150カ国以上で観察され、貧困と飢餓の背後にある問題についての意識を高めています。

 この日は、世界食糧計画(WFP)、世界保健機関(WHO)、国際農業開発基金(IFAD)を含む多くの組織によって広く祝われています。特にWFPは、飢餓との闘いと紛争地域での平和への貢献、そして戦争や紛争で飢餓を武器として使うことの阻止におけるリーダーシップを評価され、2020年にノーベル平和賞を受賞しました。

 毎年、世界食料デーには特定のテーマが設けられ、これによってその年のキャンペーンの焦点が定められます。例えば、2014年のテーマは「家族農業: 世界を養い、地球をケアする」、2015年は「社会保護と農業: 農村貧困のサイクルを断ち切る」、2016年は気候変動に関連した「気候が変わる。食と農業も変わらなくてはならない」でした。また、2020年のテーマは「成長し、栄養を与え、持続する。共に。私たちの行動が私たちの未来を形作る」であり、これらのテーマはそれぞれ、食料安全保障、持続可能な農業、気候変動といった重要な課題に光を当てています。

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