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10月19日 ほめ育の日

ほめ育の日

 10月19日はほめ育の日。「ほめ育」を通して、世界中の国の人たちを輝かせることを目的に、子どもたちの教育への投資(寄付)団体である一般財団法人ほめ育財団が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、財団の代表理事である原邦雄氏が「ほめ育」の活動をスタートした日(2007年10月19日)にちなんで、10月19日とした。

 大切な人や自分への「一日一ほめ」で、ほめ言葉であふれる毎日をとの願いが込められている。

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 ほめ育とは、「ほめることによって子どもたちの育成を行う教育手法」を指します。この教育方法は、子どもたち一人ひとりが持つ個性や才能、長所を見つけ、それを積極的にほめることで、自己肯定感を高め、モチベーションを向上させることを目指します。

 ほめ育の基本的な考え方は、批判や否定ではなく、肯定的なフィードバックに重点を置くことです。これにより、子どもたちは自己効力感を育み、挑戦する勇気や新しいことへの好奇心を持ち続けることができるようになります。また、ほめ育は子どもたちの社会性や協調性を培う効果もあるとされ、集団の中で互いを尊重し合い、助け合う姿勢を育てる手助けとなります。

 具体的なほめ育の実践方法としては、以下のような点が挙げられます。

 1. 成功体験を積極的にほめる:小さな成功でも見逃さず、その努力や成果を具体的にほめて認めること。

 2. 長所を見つけて伸ばす:一人ひとりの長所や特技を見つけ出し、それを伸ばすような環境を提供する。

 3. 努力を評価する:結果だけでなく、その過程における努力やチャレンジをほめることで、粘り強さや根気よく取り組む姿勢を育てる。

 4. 自己表現を促す:子どもが自分の意見や感情を表現することを積極的に支持し、その表現をほめることで、自己表現力を高める。

 ほめ育を実践することで、子どもたちは自信を持って行動できるようになり、自分だけでなく周囲の人々とも幸せな関係を築くことができるようになるでしょう。

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