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11月11日 ギフトで日本を元気にする日

 11月11日は、ギフトで日本を元気にする日。ギフトに関連するコンサルティングやブランディングなどを行う一般社団法人ギフト研究所が制定し、日本記念日協会が認定した。

 同研究所は「ギフト」を単なる「贈り物」ではなく、人を想う、感謝する「こころ」だと考えており、「地域社会の豊かな営みを創出する礎になる」としている。ギフトを通じて国内外の事業開発、物流、サービスを活性化することが目的。

 日付は、「人(1)と、人(1)との間の、いい(11)関係=想うこころ」の語呂合わせと、同研究所の創立日(2016年11月11日)から、11月11日とした。

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 一般社団法人ギフト研究所が提唱する「ギフト」は、単なる物のやり取りではなく、人と人との心のつながりを表現する手段として捉えられています。贈り物を通じて、贈る人の思いや感謝の気持ちが伝わり、受け取る人との間に新たな絆が生まれると考えられています。これは、贈り物が単なる物質的な価値を超えて、感情や関係性を深める役割を果たすという理念に基づいています。

 このような考え方は、日本の伝統的な贈答文化とも深く結びついています。古くから日本では、冠婚葬祭や季節の行事など、さまざまな場面で贈り物が用いられてきました。これらの贈り物は、単なる形式的なものではなく、相手への敬意や感謝の気持ちを表す重要な手段として位置づけられてきました。ギフト研究所は、こうした伝統を現代に活かし、人々の心をつなぐ新たなコミュニケーションの形としての「ギフト」を提案しています。

 また、「ギフトで日本を元気にする」というスローガンのもと、地域社会の活性化にも取り組んでいます。地域の特産品や伝統工芸品などをギフトとして広めることで、地域の魅力を再発見し、地域経済の活性化につなげることを目指しています。これにより、贈る人と受け取る人だけでなく、地域全体が豊かになることを目指しています。

 ギフト研究所は、ギフトに関する研究や情報発信を通じて、人々がより豊かな人間関係を築くためのサポートを行っています。贈り物の選び方や贈るタイミング、贈り方のマナーなど、実践的な知識を提供することで、誰もが気軽にギフトを通じたコミュニケーションを楽しめるようにしています。

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11月11日の記念日