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3月27日 京鼎樓の小籠包の日

京鼎樓の小籠包の日
引用元:京鼎樓

 3月27日は京鼎樓の小籠包の日。京鼎樓の小籠包の認知を広め、より多くの人に愛されるようになるのが目的。

 台湾で行列ができる小籠包専門店「京鼎樓(ジンディンロウ)」を日本で展開する株式会社JIN DIN ROUが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、日本第一号店が東京恵比寿に開店した緋(2005年3月27日)にちなんで、3月27日とした。

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 京鼎樓(きょうていろう)は、1997年に台湾台北市で創業された点心専門店です。創設者である陳兄弟は、それまで世界的に有名な点心師として活動していましたが、独立を決意し「京鼎小館」として最初の店舗を開店しました。その後の成功を受けて、2002年には「京鼎樓」として2号店を台北市にオープンし、その味は瞬く間に広まりました。

 京鼎樓の評判は台湾に留まらず、国際的にも認知されるようになり、特に日本人観光客に人気が高まりました。この人気に後押しされる形で、2005年には日本に初の海外店舗を恵比寿に開店し、その後も日本国内での展開を進めています。

 京鼎樓の看板メニューである小籠包は、特に注目される点心の一つです。この小籠包は、熟練の点心師によって餡と皮が店内で一から手作りされ、超薄皮で包まれた豊潤なスープと豚肉の餡が特徴です。蒸し上がりの小籠包は、皮が透けるほど薄く、一口頬張るとスープと風味が口いっぱいに広がります。

 京鼎樓の成功の鍵は、厳選された素材の使用と、伝統的な製法に現代的なアプローチを融合させた商品開発にあります。また、店舗の内装もお洒落で現代的なデザインが採用されており、リーズナブルな価格設定でありながら高品質な食事を提供しているため、幅広い層から支持を受けています。

 このように、京鼎樓は伝統的な台湾の味を世界に広める役割を果たしており、その美味しい小籠包は多くの食通たちに愛され続けています。日本でも、その味を楽しむことができるのは、食文化の交流がもたらす素晴らしい恩恵の一つと言えるでしょう。