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~今日は何の日?~

3月14日 蚕糸の日

 3月14日は、蚕糸の日。蚕糸絹科学技術の振興と国内の蚕糸絹文化の継承、発展に貢献する一般財団法人大日本蚕糸会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 蚕糸業が近代日本の発展に貢献してきた歴史や蚕糸業の文化的な重要性を訴える機会とすることが目的。

 日付は、昭憲皇太后が御養蚕を開始した1871年(明治4年)3月14日(旧暦)の第1回の掃立日(孵化した蚕を飼育する場所に移して飼育を始める作業)から、3月14日とした。

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 日本の蚕糸業は、古くから日本の文化や経済に深く根ざしてきました。

 弥生時代から養蚕が行われていたとされ、特に明治時代には生糸の生産と輸出が盛んになり、世界的な地位を確立しました。

 しかし、時代の変化とともに、和装需要の減少や海外からの輸入増加などの影響を受け、蚕糸業は次第に衰退していきました。

 現在では、国内の製糸工場は昭和34年のピーク時には1,871工場が稼働していたものの、令和6年現在では全国に7工場のみとなっています。

 このような状況の中で、養蚕を新たに始める個人や企業も増えており、基礎講座や養蚕学校を通じて、次世代の担い手が育成されています。