7月3日の誕生石 ロック・クリスタル

ロック・クリスタルは、最も純粋な形状を持つ石英(クォーツ)の一種で、完全に透明で色素を含まないものを指します。そのクリアな見た目から、透明な氷を思わせることから、その名がつけられました。その硬度は7と非常に高く、かつてはハードな素材の加工や、光学機器のレンズとしての用途もありました。この美しい石は多くの場所で産出され、世界各地の地層から見つかります。
石言葉
ロック・クリスタルの石言葉は「快心」です。この石言葉は、純粋な透明さから派生したもので、人の心を明るく、快活にするとされています。その純粋さが人の心を映し出し、自分自身を見つめ直すきっかけを提供してくれます。また、持つ者の心を照らし出す「心の鏡」とも言われ、真実を見極める力を持つと言われています。
パワーストーンの効果
ロック・クリスタルは、その強力なエネルギーから、非常に高い浄化作用があるとされています。邪気を払い、清らかなエネルギーを取り入れるとされています。そのため、他のパワーストーンと一緒に使うことで、その石の力を引き立てる働きをするとも言われています。また、持つ者の意識や感覚を研ぎ澄まし、直感力を高める効果もあるとされています。
歴史
ロック・クリスタルは古代からさまざまな文化で使用されてきました。古代エジプトでは墓の装飾品として、古代ローマでは神々への奉納品として、そして中世のヨーロッパでは占星術や魔術の儀式に使用されました。日本では神社の神体としても用いられ、その清らかなエネルギーは神聖視されてきました。
伝承
ロック・クリスタルには古来より多くの伝説があります。中世ヨーロッパでは、この石が氷のような冷たさを保つ永久凍土から作られたという伝説がありました。また、一部ではこの石が星から落ちてきたとも伝えられています。
その他
ロック・クリスタルは和名で水晶とも呼ばれます。化学式はSiO2、すなわち二酸化ケイ素で、天然の二酸化ケイ素の結晶となります。また、この石は誕生石としても用いられ、特に7月3日の誕生石とされています。
語源
ロック・クリスタルの名前は、ギリシャ語の"κρύσταλλος"(krustallos)に由来しています。この言葉は「氷」を意味し、ロック・クリスタルの透明さと冷たさが、氷に例えられたことから名付けられました。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)