1月28日 みしまバーニャの日

1月28日はみしまバーニャの日。箱根山の西南、標高50m以上の畑で栽培されるブランド野菜「箱根西麓三島野菜」を、素材の味が十分に感じられるバーニャカウダで味わう「みしまバーニャ」として楽しんでもらうことが目的。静岡県東部地区の8つのJAが合併して誕生した富士伊豆農業協同組合が制定し、日本記念日が認定した。
日付は、1/28と表す際のスラッシュ(/)を「バー」、28を「ニャ」と読む語呂合わせと企画の初開催日2023年1月28日)にちなんで、1月28日とした。
現代人に不足しがちな野菜の栄養素を29日(肉の日)の前日においしく摂取してほしいという願いも込められている。
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バーニャカウダは、イタリア北西部のピエモンテ州発祥の料理で、その名前は「温かいソース」という意味です。この料理は、にんにく、アンチョビ、オリーブオイルをゆっくりと低温で煮込み、クリーミーなソースを作り出します。これを温かい状態で提供し、生の野菜をディップして食べるのが特徴です。基本的にはシンプルな材料で構成されていますが、味わいは非常に豊かで、にんにくの効いた風味とアンチョビの塩気が絶妙にマッチします。
箱根西麓三島野菜とは、静岡県の箱根山の西麓、特に三島市周辺で栽培される野菜のことです。この地域は富士山のふもとに位置し、豊かな自然環境と肥沃な土壌が特徴で、品質の高い野菜が多く栽培されています。代表的なものに「三島馬鈴薯」、「三島甘藷」(さつまいも)、「三島七草」、「三島大根」などがあり、これらは地元の伝統的な栽培方法によって丁寧に育てられています。これらの野菜は、その地域ならではの独特な味わいを持っています。
みしまバーニャとは、この箱根西麓三島野菜を使って作るバーニャカウダのことで、地元の野菜の魅力を最大限に活かす新しいご当地グルメです。三島地域の新鮮な野菜を使用することで、伝統的なバーニャカウダの味わいに新たな深みを加え、地元の農産物の消費促進と地域の活性化を図る目的もあります。みしまバーニャは、地元で収穫された野菜の新鮮さと、それらが持つ独特の風味を生かすための工夫がされており、地元民だけでなく観光客にも愛されるメニューとなっています。