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11月2日 習字の日

習字の日

 11月2日は習字の日。多くの人に文字を書くことに親しみを持ってもらい、手書きで文字を書くことの大切さを伝えていきたいとの願いを込めて、公益財団法人日本習字教育財団が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、いい(11)文字(02)」の語呂合わせから、11月2日とした。

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 手書きで文字を書くことは、デジタルデバイスの普及によって減少傾向にありますが、多くの重要な利点があります。手書きは単なる文字の記録以上の意味を持ち、個人の表現、学習プロセス、脳の活性化に寄与することが研究によって示されています。

 まず、手書きは記憶の定着を助けます。研究によると、手書きでノートを取る学生はタイピングでノートを取る学生に比べて、情報を長期記憶に蓄積しやすいとされています。これは、手書きが脳の学習と記憶に関連する部分をより活性化させるためです。手書きは、文字を形作るための物理的な動作を伴うため、読み書き能力や言語学習にも深く関連しています。

 次に、手書きは創造性を刺激します。手書きは、表現の自由度が高く、個々の感情やスタイルを反映しやすいため、創造的な思考を促します。手書きによるドラフトやスケッチは、アイデアを形にする過程で新たな発見につながることが多いです。

 また、手書きは個人のアイデンティティを表現する手段としても重要です。一人一人の筆跡は独特であり、手紙や日記など個人的な文書に手書きを用いることで、よりパーソナルなタッチを加えることができます。これはデジタルテキストでは再現が難しい、深い感情的な結びつきを生み出す要素となり得ます。

 さらに、手書きは集中力を高める効果があります。手書きは注意を要する作業であり、デジタルデバイスを使用する際に発生しやすい多重タスクから解放され、作業に没頭しやすくなります。この一点集中は、学習効率を向上させるだけでなく、心の落ち着きをもたらします。

 このように、手書きには多くのメリットがあり、デジタル化が進む現代においても、その価値は非常に大きいのです。教育、個人の表現、精神的な健康のために、手書きの習慣を大切にすることは重要です。

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