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~今日は何の日?~

11月2日 キッチン・バスの日

 11月2日はキッチン・バスの日。システムキッチン及び浴槽・浴室ユニットなどに対する理解の促進と工業会の認知度向上を目的に、キッチン・バス工業会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、11月3日の「文化の日」の前日を「家庭の日」として家庭文化の在り様をみんなで考える日にということと、Kitchen-Bathの「K」がアルファベットの11番目で「B」が2番目という理由から、11月2日とした。

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 キッチン・バス工業会は、日本の住宅設備機器業界を代表する団体で、システムキッチン、浴室ユニット、ステンレス流し台、浴槽、浴室関連機器、洗面化粧台などの製造および販売に関わる企業が集まっています。この工業会は、元々ステンレスシンク工業会として設立され、その後ステンレス浴槽工業会と合併し、さらに名称を変更して現在の形に至っています。

 キッチン・バス工業会の主な目的は、業界の健全な発展を促し、製品の安全性と品質の向上を図ることです。また、消費者のニーズに応える新しい技術やサービスの開発を推進し、国内外での競争力を高めることにも注力しています。工業会は、製品の安全確保や市場の動向把握、情報発信などを通じて、国民の住生活文化の向上と住宅産業の振興に貢献しています。

 この工業会では、関係官公庁や他の団体と協力し、業界全体の地位と社会的認識の向上を目指しています。また、技術的な討議や研究を進めることで、業界の共通課題に対処し、将来に向けた持続可能な発展を図っています。消費者への安全啓発活動や製品安全文化の定着にも力を入れており、製品の安全確保に関する調査や研究を継続的に行っています。

 キッチン・バス工業会は、積極的な情報提供と広報活動を通じて、会員企業間の連携を強化し、業界の健全な発展を支えています。政府のカーボンニュートラル政策に対応するためにも、環境に優しい製品開発や生産プロセスの改善に注力している点が、現代の重要な課題となっています。

 こうした背景を持つキッチン・バス工業会は、業界をリードする存在として、多方面にわたる活動で日本の住宅設備業界の発展に貢献しており、それが国民生活の質の向上にもつながっています。

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