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11月18日 建築設備士の日

 11月18日は建築設備士の日。建築設備士、設備技術者の存在を建築分野以外の人にも広く知ってもらおうと、高度な建築設備技術を備えた専門家の職能団体である一般社団法人建築設備技術者協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1985年11月18日に建築設備士資格者を定める告示(建設省告示第1526号)が交付されたことから、11月18日とした。

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 建築設備士は、建築物に必要な空調、換気、給排水衛生、電気などの設備全般に関する専門的な知識と技術を持つ資格者です。この資格は日本において国家資格として位置づけられており、国土交通大臣によって認定されています。

 建築設備士の主な業務は、建築士への技術的なアドバイス提供です。建築物の設計や工事監理の過程で、建築設備の専門知識をもって支援を行い、建物の安全性、快適性、環境適合性を高める役割を担います。建築設備士は、特に高度化や複雑化する現代の建築技術の中で、重要なアドバイザーとしての位置を確立しています。

 建築設備士の資格は昭和58年に建築士法の改正により創設されました。これにより、建築士が建築設備に関する設計や工事監理を行う際に、建築設備士のアドバイスを受けたことを確認申請書に記載することが義務付けられています。また、建築士事務所の開設者が建築主からの設計等の委託を受けた場合には、交付すべき書面に従事する建築設備士の氏名を記載する必要があります。

 建築設備士は独占資格ではなく、建築設備士のみが行える業務は特に定められていませんが、その専門的な知識と技術は、建築物の設計や管理において不可欠です。エネルギー効率の高い建物の設計、居住者の快適性の確保、環境負荷の低減など、現代建築が直面する多くの課題に対して、建築設備士は解決策を提供する重要な役割を担っています。

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