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10月29日 東佃の日(トウツクノヒ)

東佃の日(トウツクノヒ)

 10月29日は東佃の日(トウツクノヒ)。佃煮などをPRするために、東京都佃煮惣菜工業協同組合が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、組合の前身である3つの組合が合併に合意した日であることと、とう(10)つく(29)」の語呂合わせから、10月29日とした。

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 佃煮は、日本の伝統的な加工食品で、小魚、貝類、昆布、野菜などの食材を醤油、砂糖、みりんなどで甘辛く煮込んだものです。その起源は江戸時代にさかのぼり、東京都中央区の佃島が発祥地とされています。佃島の漁師たちが、捕れた小魚や貝類を長期保存するために煮付け、それが「佃煮」と呼ばれるようになりました。

 佃煮は、その保存性の高さから非常食としても利用され、江戸中で広く普及しました。その後、全国各地に広まり、地域ごとに様々なバリエーションが生まれました。主に使用される食材には、昆布、わかさぎ、いわし、あさり、えびなどの海産物や、ふき、葉唐辛子、豆などの農産物があります。

 佃煮の特徴は、素材の味を生かしつつ、独特の甘辛い味付けが施されていることです。これにより、ご飯のお供やおにぎりの具として非常に人気があります。また、保存が効くため、非常食や保存食としても適しており、日本各地で親しまれています。

 現代では、その伝統的な製法を守りながらも、新しい味わいや食材を取り入れた佃煮が開発されているため、幅広い層に愛され続けている日本の食文化の一つです。

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