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~今日は何の日?~

11月13日 いい瞳の日

 11月13日はいい瞳の日千寿製薬株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 同社のOTC目薬ブランド「マイティア」では「ひろがれ、瞳のチカラ。」というメッセージを発信している。健やかな瞳(いい瞳)は、世の中を明るく元気にするチカラがあることを広く知ってもらい、アイケアのきっかけとしてもらうのが目的。

 日付は、いい(11)とみ(13)」の語呂合わせから、11月13日とした。

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 アイケアとは、目の健康を大切にし、いつまでも澄んだ視界を保つために行うさまざまな取り組みを意味します。毎日の生活の中でパソコンやスマートフォン、読書などで目にかかる負担を軽減し、目の疲れや不調を防ぐために、意識して行うことが求められます。普段の生活習慣や作業環境の見直しが、目にとっての良いケアへとつながるのです。

 まず、適切な照明のもとで作業を行い、画面を見る時間が長いときは、定期的に遠くの景色を見るなどして、目の筋肉を休ませることが大切です。長時間の作業による目の緊張を和らげるために、数分間の休憩をとる習慣は、自然な目のリフレッシュにつながります。また、ブルーライトが目に与える影響を考え、専用のメガネを使ったり、画面の明るさを調整したりする工夫も、目の負担を減らすための有効な方法です。

 食事においても、目に必要な栄養素をしっかりと摂ることが、アイケアには欠かせません。たとえば、にんじんや緑の葉野菜、青魚などに含まれる栄養素は、目の健康を支える大切な要素です。こうした食材を日々の食事に取り入れることで、内側から目を守ることができ、疲れにくく、長く視界を保つ助けとなります。

 さらに、定期的に眼科で検診を受けることも、目の状態を正しく知るうえで重要です。日々のちょっとした違和感や、視界に変化を感じた場合には、早めに専門家に相談することが望ましく、問題を大きくしないための大切な手段です。特に、加齢とともに生じる目のトラブルに対しては、定期的なチェックが健康な視界を保つための安心となります。

 このように、アイケアは日常生活の中で、意識して取り組むべき大切な習慣であり、環境の整備、適度な休息、バランスのよい食事、そして専門の助けを借りることが、目の健康を守るための基本となります。目は私たちの生活において多くの情報を受け取り、感じるための大事な器官であるため、そのケアを丁寧に行うことで、いつまでも穏やかで豊かな毎日を過ごすことができるのです。

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