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7月3日 寿司ロボットの日

寿司ロボットの日

 7月3日は、寿司ロボットの日。寿司ロボットやご飯盛付けロボットなどの米飯加工機器を製造、販売する鈴茂器工株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 同社は世界初の寿司ロボットを開発し、国内外の寿司市場の成長と拡大を支えている。記念日を通して、寿司文化の発展と寿司職人への敬意を表し、寿司を楽しむ機会を提供し続けることが目的。

 日付は、同社創業者の鈴木喜作氏が「寿司ロボット」と命名した日(1982年7月3日)から、7月3日とした。

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 SUZUMOの寿司ロボットは、寿司職人の熟練した技を再現しつつ、大量調理の効率化を実現するために設計されています。これらのロボットは、米粒を潰さず均一な形状に仕上げることで、品質の安定性を保ち、忙しい店舗でも一定のクオリティを維持することが可能です。操作が簡単で、生産性やメンテナンス性にも優れているため、回転寿司やスーパーマーケットなど、国内外で幅広く導入されています。

 これらのロボットは、シャリ玉の大きさ、固さ、形状を調整できる独自の計量方法を採用しており、多様な提供スタイルに対応しています。さらに、櫛刃方式のシャッター刃を使用することで、シャリの一粒一粒を切ることなく、裁断部からの乾燥を防ぎ、ソフトで美味しいシャリ玉を提供します。

 操作性においては、ボタンやタッチパネルで設定を容易に変更でき、対応言語も7か国語に対応しています(SSN-Jシリーズ)。部品点数が少なく、工具を使わずに部品の取り外しが可能な簡単な分解組立機構により、毎日の洗浄作業も手軽に行えます。

 用途に応じて、シャリ玉の成形だけでなく、軍艦寿司や包装寿司の製造、成形したシャリ玉を皿やトレーへ盛り付ける装置、設置場所を選ばないコンパクトな機種など、多様なラインナップが用意されています。これにより、さまざまなニーズに応じた最適な選択が可能となっています。

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