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8月8日 夏トマトの日

夏トマトの日

 8月8日は夏トマトの日。全国で生産される夏トマトをPRすることでその消費拡大が目的。

 全国農業協同組合連合会岐阜県本部(JA全農岐阜)が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、8月上旬は全国的にも夏秋トマト産地の出荷が盛んになり、8と8はトマトが鈴なりになった様子にも見えることから、8月8日とした。

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 全国で生産される夏トマトは、特に北海道や東北、関東地方を中心に栽培されています。これらの地域は、夏の気候が比較的涼しく、日照時間も長いため、甘みが強くみずみずしいトマトが育ちます。北海道では、糖度が高い「もてもてネ」や「もてもてキッキ」などのブランドミニトマトが生産されており、全国でもトップクラスの生産量を誇ります。

 福島県も夏トマトの主要な産地の一つであり、冷涼な気候を活かして甘みのあるトマトが栽培されています。福島のトマトは、その豊かな風味から多くの消費者に愛されており、夏の暑さにぴったりの爽やかな味わいが特徴です。また、福島のトマトは、特に生食としての品質が高く、サラダやそのままの食用に最適です。

 熊本県は、トマトの総生産量で全国トップを誇る県で、特に冬春トマトの生産が盛んです。しかし、夏トマトも品質が高く、熊本産の「塩トマト」は、甘みと旨みが濃縮された特別な品種として高値で取引されることが多いです。この塩トマトは、土壌の塩分を活かした栽培方法で育てられ、冬から春にかけて市場に出回りますが、夏にもその品質が評価されています。

 このように、日本各地で生産される夏トマトは、地域ごとの気候や土壌を活かして栽培されており、それぞれの地域で異なる風味と品質を楽しむことができます。夏の暑い季節に、ぜひ各地のトマトを味わってみてください。トマトには、熱中症を予防するカリウムやマグネシウム、夏バテ防止に効果的なリコピンやクエン酸も豊富に含まれており、健康をサポートしてくれる理想的な夏野菜です。

記念日とかいろいろ

8月8日の記念日