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11月15日 予防争族(相続)を考える日

 11月15日は予防争族(相続)を考える日。2015年1月の改正で注目が集まる相続税だが、相続とは税金だけの問題ではなく、遺産を巡って家族で争う「争族」になってしまう事例がよく見受けられる。家族間の争いを未然に防ぐという意味の「予防争族(相続)」について考えてもらうために、長野県佐久市の税理士法人アプト会計事務所小諸事務所が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「七五三」であるこの日に将来にわたって仲のよい子どもたちであってほしいとの願いから、11月15日とした。

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 争族を予防するためには、相続のプロセスを透明で公正に進めることが重要です。相続は単に財産の分配だけでなく、遺族の感情や人間関係が複雑に絡み合うデリケートな問題です。そのため、適切な事前準備とオープンなコミュニケーションが争族を未然に防ぐ鍵となります。

 まず、親族間での良好な人間関係を維持することが基本です。日頃から家族間のコミュニケーションを大切にし、互いの理解と信頼を深めておくことが、相続が発生した際に争いごとを防ぐ助けとなります。

 次に、相続計画を事前に立てることが推奨されます。遺言書の作成はその一例で、遺言書には財産の分配だけでなく、具体的な分配方法や理由も記載するとより効果的です。これにより、遺言者の意向が明確になり、相続人同士の誤解や不満が減少します。

 また、専門家のアドバイスを求めることも有効です。弁護士や税理士、相続コンサルタントなど、専門家の支援を受けることで、法的な問題を適切に解決し、公平な相続が実現しやすくなります。専門家は相続の法的側面だけでなく、家族の意向を適切に反映させる方法を提案してくれるでしょう。

 さらに、相続人全員が参加する家族会議を定期的に開催することも一つの方法です。家族会議では、相続に関する意見や期待をオープンに話し合い、共通の理解を目指します。このプロセスを通じて、相続発生前に意見の相違や懸念を解消しておくことができます。

 争族を予防するには、事前の計画と家族間のコミュニケーションが不可欠です。家族の絆を大切にし、透明性と公正性を持って相続計画を進めることで、平和的な解決が促され、争族のリスクを大きく減らすことができます。

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