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11月15日 敬護の日

 11月15日は敬護の日。埼玉県さいたま市に本社を置き、全国でリハビリデイサービス「コンパスウォーク」を中心に、自立支援型デイサービス、訪問介護などを手がけるリハプライム株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 リハプライムの理念である「敬護(けいご)=お年寄りを介助して護る介護ではなく、人生の大先輩を敬って護る介護」という言葉を多くの人に知ってもらい、超高齢化社会において高齢者が最期まで住み慣れた町で、ワクワクと主体的に生きがいや誇りを持って生活を送れる社会(ハッピーリタイアメント社会)を創るのが目的。

 日付は、いい(11)いご(15)」の語呂合わせから、11月15日とした。

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 「敬護」という概念は、単に年齢が進んだ方々の身体的なケアのみを提供するのではなく、彼らが持つ豊かな人生経験や知識を敬い、その尊厳を保つことに重点を置いた介護の形です。このアプローチは、高齢者を単なる介護の受け手としてではなく、社会や家族の中で重要な役割を果たす存在として認識することを強調します。

 敬護は、日本の伝統的な価値観に根ざしたもので、長寿を尊び、高齢者を大先輩として敬う文化から派生しています。高齢者の知識や経験を活かし、彼らがコミュニティ内で活動的な役割を持つことができるよう支援することは、彼らの自尊心や生きがいを高めるだけでなく、社会全体の知恵としても価値があるとされています。

 実際の介護現場において、「敬護」の精神を取り入れることは、介護提供者にとっても高齢者にとっても多くの利点をもたらします。介護提供者は、単に日常生活の支援を提供するだけでなく、高齢者の人格や過去の業績を尊重することで、より充実した関係を築くことができます。これは、介護が単なる労働ではなく、相互の敬意と理解に基づいた関係性を深める機会を提供します。

 このように、「敬護」という考え方を介護に取り入れることで、高齢者がより尊厳を持って日々を過ごすことができ、介護者との間にも良好な関係が築かれることが期待されます。また、社会全体として高齢者をどのように捉え、どのように支援するかという文化も育まれていくでしょう。

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