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10月8日 地熱発電の日

 10月8日は地熱発電の日。発電コストが低く、年間を通じて安定的に発電可能な再生可能エネルギーの地熱発電を、より多くの人に理解してもらうために、行政独立法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)電気事業連合会日本地熱協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、日本初の商用地熱発電が岩手県八幡平市の松川地熱発電所で運転を開始した日(1966年10月8日)にちなんで、10月8日とした。

地熱発電の豆知識

地熱発電の日

 地表面に降った雨や雪が地下深部まで浸透した水がマグマからの熱で熱せられ、地熱流体(ちねつりゅうたい)と呼ばれる高温高圧の地下水となり、これが溜まっている場所を地熱貯留層(ちねつちょりゅうそう)という。地熱発電は、地熱貯留層から地熱流体を取り出し、タービンを回転させて電気を起こしている。

日本で稼働中の地熱発電所の設備容量は合計約52万kWで2016年6月時点で世界第10位。

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 地熱発電は、地球内部の熱を利用して電力を生み出す再生可能エネルギーの一形態です。地下の熱水や蒸気を地表に引き上げ、それを利用してタービンを回し、発電します。この方法は、化石燃料を使用しないため、温室効果ガスの排出が非常に少なく、環境に優しい発電方法とされています。

 地熱発電の大きな利点は、その安定性にあります。風力や太陽光といった他の再生可能エネルギーソースと異なり、地熱エネルギーは昼夜や天候の影響を受けません。このため、一定の出力で安定した電力供給が可能であり、基本負荷電源としての役割を果たすことができます。

 日本は世界有数の火山国であり、豊富な地熱資源を有しています。この地熱資源を活用することにより、国内のエネルギー自給率を向上させることが可能です。しかし、日本での地熱発電所の設置は、自然保護区域や温泉資源への影響など、環境への配慮が求められるため、その開発は慎重に進められています。

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