カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

10月8日 プリザーブドフラワーの日

 10月8日はプリザーブドフラワーの日。枯れることのなく、その美しさを保ち続ける永久(とわ)の花であるプリザーブドフラワー。その魅力を多くの人に伝えることを目的に、日本プリザーブドアロマフラワー協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(10)(8)」の語呂合わせから、10月8日とした。

プリザーブドフラワーの豆知識

プリザーブドフラワーの日

 生花や葉っぱに保存液と着色料を吸わせて乾燥させたもの。"preserved flowers"だからプリザーブドフラワーと呼ばれるようになったのであって、ブリザードフラワーは間違い。

◆◆◆

 プリザーブドフラワーとは、生花や葉を特別な処理で長期間美しい状態を保つよう加工された花です。生の植物に保存液と着色料を吸収させた後、乾燥させることで、生花の瑞々しさと柔らかさを保ちつつ、長期間の保存が可能になります。

 この加工法により、水やりの必要がなく、花粉によるアレルギーの心配もないため、イベントや病院での装飾に適しています。ウェディングブーケなど、特別な日に使用しても、そのまま記念として残すことができます。また、プリザーブドフラワーは非常に軽く、扱いやすいのも特長です。

 しかし、プリザーブドフラワーは加工が必要なため価格が高くなりがちで、生花よりも破損しやすいです。湿気や強い日光に弱く、色移りの問題もあります。日本のような高湿度の環境では、2~3年で劣化することもありますが、適切な保存状況下では7~8年美しさを保つことも可能です。

 総合的に見ると、プリザーブドフラワーは手間が少なく長期間楽しめる一方で、取り扱いや保存環境に注意が必要な、美しくもデリケートなアイテムと言えるでしょう。

記念日とかいろいろ