10月8日 陶板名画の日
10月8日は陶板名画の日。ピカソの「ゲルニカ」など、原画が持つ美術的価値をそのまま味わうことができる陶板名画の魅力をアピールするために、徳島県鳴門市にある世界中の名画を陶板により原寸大で再現している大塚国際美術館が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
陶板名画とは
陶器の大きな板に原画に忠実な色彩・大きさで作品を再現したもの。紙やキャンバス等に比べ、色が劣化せず、また大きさも原寸大で再現されているため、実際の名画を見た時のような臨場感を味わうことができる。
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陶板名画は、世界の名作絵画を原寸大で陶器の板に再現した芸術作品です。これらは、色彩の鮮明さと細部の再現度が非常に高く、絵画本来の美しさを長期にわたって保持することができます。そのため、経年劣化による色あせることなく、作品本来の魅力を長く楽しむことが可能です。
陶板名画の製作には特殊な技術が用いられており、原画のディテールを細かく再現しながら、耐久性の高い陶器の板に作品を焼き付けます。これにより、湿度や光に強く、外部環境の変化による影響を受けにくいという特性を持っています。
大塚国際美術館は、これら陶板名画を展示する世界初の美術館として知られています。日本最大級の展示スペースには、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」、「ゲルニカ」など、世界の名作が1000点以上展示されており、訪れる人々に深い感動を提供しています。この美術館は、陶板名画を通じて芸術作品の新しい鑑賞の形を提案し、文化的価値の保存にも寄与しています。