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~今日は何の日?~

10月24日 天女の日

 10月24日は天女の日。天女を活用したまちづくりのプロモーションと認知度の向上、活動の活性化を目的に、天女伝説のある全国各地の自治体で構成する天女サミット共同宣言市町が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(10)(24)」の語呂合わせから、10月24日とした。

 2016年の「天女サミット」には福島県川俣町、滋賀県長浜市、京都府京丹後市、大阪府高石市、鳥取県湯梨浜町、鳥取県倉吉市、沖縄県宜野湾市が参加した。

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 天女は、日本や中国、インドなどの伝説上の存在で、しばしば美しさと神秘性を象徴しています。日本の伝承では、天女は天界に属する女性であり、天帝や他の神々に仕える女官とされます。彼女たちは羽衣と呼ばれる特別な衣服を着用して空を飛ぶ能力を持ち、人間界に降り立つこともありますが、羽衣を失うと空に帰ることができなくなるとされています。

 この羽衣伝説は、天女が浜辺で水浴びをしている間に、隠れて見ていた地上の男性によって羽衣を隠され、結果として地上に留まり、その男性と結婚することになるという物語です。これは日本各地に広く伝わっており、文化的な背景によって多少の異なるバリエーションが存在します。

 天女は民間信仰では神的な存在として扱われることは少なく、その活動は天界と人間界をつなぐ役割に限られているようです。ただし、特定の地域では天女が強い力を持つ神格として崇められることもあります。たとえば、奄美大島に伝わる天降女子は、雨を降らせたり人間の命を奪う力を持つとされています。

記念日とかいろいろ

地方自治体が作った記念日