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10月3日 ドイツパンの日

 10月3日はドイツパンの日。近年、伝統的なドイツパンによるドイツの食習慣が健康に良いと見直されていることから、更なる普及を目指して、日本におけるドイツパンの普及活動を行っているドイツパン研究会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、1990年10月3日、東西に分かれていたドイツが統一されたドイツの象徴的な日であるという理由から、10月3日とした。

ドイツパンの豆知識

ドイツパンの日
引用元: CHANDOLA NEWS

 ドイツは世界一パンの種類が多いと言われており、その数は1500種類とも2000種類とも言われている。そのため「パンの国」と呼ばれることもある。

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 ドイツは「パンの国」とも呼ばれるほど、世界一パンの種類が多い国です。大型パンは約300種類、小型パンは約1200種類以上とされ、地方ごとにさまざまな種類が存在します。この多様性は、ドイツ各地で異なる穀物を使用し、地域に根差した製法でパンが作られているためです。

 主に小麦とライ麦を基本としており、特にライ麦はドイツパンにとって非常に重要な役割を担っています。ドイツではライ麦を主に使ったパンが多く、その特徴としては、硬くて密な食感、酸味が強い風味があります。これは、サワー種と呼ばれる自然発酵種を用いることによるもので、サワー種はライ麦粉と水から作られ、乳酸菌や酢酸菌によって酸味が加わります。

 ドイツパンはその保存性の高さも特徴的で、乾燥しにくく長持ちするため、長期間保存しても風味を楽しむことができます。また、食物繊維が豊富であり、健康に対する関心が高い人々にとっても適した食品とされています。ドイツの文化や気候、歴史に深く根ざしたこのパンは、その地域地域の気候や食文化を反映しており、多様な種類が生み出されているのです。

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