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11月1日 MONOの日

MONOの日

 11月1日は、MONOの日株式会社トンボ鉛筆が制定し、日本記念日協会が認定した。

 1963年に高級鉛筆として誕生した「MONO」は、高品質、シンプルなデザインで鉛筆以外の筆記具、消しゴムなどもラインナップし、多くファンに愛されている同社の人気ブランド。日頃の感謝を伝え、MONOの文具で学び、創作する楽しさを発信するのが目的。

 日付は、MONOが「唯一の」「比類なき」という意味のギリシャ語「MONOS」に由来し、「1つの」を意味することと、シンボルマークが青白黒の3本ラインであることから1が並ぶ、11月1日とした。

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 トンボ鉛筆の「MONO(モノ)」ブランドは、1963年に最高級鉛筆として誕生しました。その名称は、ギリシャ語の「monos(唯一の、比類なき)」に由来し、1949年から始まった芯改良プロジェクトの成果として、1ミリ立方あたり80億個の微粒子を持つ革新的な芯を特徴としていました。この技術により、なめらかな書き味と濃い筆跡、そして芯の強度を実現し、製図やデッサンなど、専門的な用途にも適した高品質な鉛筆として評価を得ました。さらに、1967年には創立55周年を記念して、より高品質な「MONO100」が発売されました。この鉛筆には、当時珍しかったプラスチック消しゴムが1ダースに1個付属しており、その消しゴムが「よく消える」と評判になったことから、後に「MONO消しゴム」として単体で製品化されました。青・白・黒の三色旗をイメージしたデザインは、発売以来50年以上にわたり変わらず、消しゴムのアイコンとも言える存在となっています。現在では、鉛筆や消しゴムだけでなく、修正テープや筆記具など、多彩な製品が「MONO」ブランドのもとで展開されており、その品質とデザインは多くの人々に親しまれています。

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