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3月6日 鳩サブローの日

鳩サブローの日

 3月6日は、鳩サブローの日。菓子類の製造販売を行う株式会社豊島屋が制定し、日本記念日協会が認定した。

 同社を代表するお菓子「鳩サブレー」のマスコット的な商品である「鳩三郎(ハトサブロー)」や、鳩をモチーフにしたさまざまな同社オリジナルグッズの特販日とすることが目的。

 日付は、サブロー(36)」の語呂合わせから、3月6日とした。

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 鳩サブレーは、神奈川県鎌倉市の老舗菓子店「豊島屋」が製造・販売する、鳩の形をしたサブレである。明治時代に誕生し、今では鎌倉土産の定番として広く知られている。創業者は西洋の焼き菓子に着想を得て、日本人にも親しみやすい味わいに仕上げた。バターの風味豊かな食感が特徴で、長年にわたり多くの人々に愛されている。

 創業者は外国人から贈られた西洋のビスケットに感銘を受け、日本でも類似の菓子を作りたいと考えた。しかし、当時の日本ではバターが非常に貴重であり、入手が困難だったため、横浜の異人館でなんとか手に入れ、試作を重ねた。そして完成した菓子は、鎌倉のシンボルともいえる鳩をモチーフにして「鳩サブレー」と名付けられた。

 販売当初はバターを使った洋風の焼き菓子がまだ珍しかったため、広く受け入れられるまでには時間がかかった。しかし、大正時代になると、小児医博士が「幼児の栄養食品に適している」と推奨し、さらに御用邸からの注文も入るようになったことで、次第にその知名度を高めていった。戦争や関東大震災などの困難を乗り越え、戦後の復興と共に、鳩サブレーは鎌倉の象徴的な銘菓へと成長していった。

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