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9月6日 クロモジの日

 9月6日はクロモジの日。世の中にクロモジの存在を知らせるとともに、クロモジ産業に携わる人々の連帯感を高め、育成活用や森林保全活動、文化的事業などの促進を図るための日。

 養命酒製造株式会社のクロモジ推進室内に事務局を置き、研究団体、自治体、森林組合、一般企業、法人などで構成されたクロモジ研究会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、くろ(96)」の語呂合わせから、9月6日とした。

 なお、クロモジ研究会は2023年3月31日をもって活動を終え、元会員の有志が「全国クロモジネットワーク」を立ち上げている。

クロモジとは

クロモジの日

 クロモジとは日本全国に自生する日本固有のクスノキ科の落葉低木で、その爽やかな香りや健康に資する機能などから、有用性の高い国産ハーブとして注目されている。

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 クロモジ(学名: Lindera umbellata)は、クスノキ科に属する落葉低木で、特に日本の本州関東地方以西、四国、九州北部、および中国に自生しています。この植物は低地や山地の雑木林に多く見られ、特に早春に花を咲かせるため、茶園や公園などの植栽にも用いられます。

 クロモジの名前の由来は、若枝に付着する黒い藻類が黄緑色の枝に斑紋を作ることから来ています。これがまるで文字のように見えることから「黒文字」と名付けられました。クロモジは、その枝を利用した高級楊枝や箸などの生活用品に加工されることがあります。また、その枝や葉は抗ウイルス作用があり、クロモジ茶としても利用されるほか、香料としてのクロモジ油も抽出されています。

 クロモジの香りには花や柑橘系の成分が含まれており、これが特有の爽やかさや甘み、複雑な余韻を生み出します。その香りは、高級香水に使われるローズウッドに似ており、アロマテラピーなどで使用されることもあります。香りの特性を生かして、クロモジ精油を柑橘系やハーブ系の精油とブレンドし、若者に人気のある香水やアロマ製品が製作されることもあります。

 地域によってはクロモジが神木として崇められていることもあり、狩人が獲物を神様に捧げる際に使用したという伝承も残っています。これらの文化的な背景も含め、クロモジはその実用性だけでなく、多くの人々にとって特別な存在とされています。

記念日とかいろいろ