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~今日は何の日?~

10月10日 進めよう!DXの日

 10月10日は進めよう!DXの日。DXについて考える機会を設け、企業のDX推進とDX市場を活性化を目的に、バックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービス「ジンジャーシリーズ」などを開発・展開するjinjer株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、コンピューターの世界では2進数を使って表現することと、ローマ数字の「X」が数字の「10」にあたることから、10月10日とした。

DXとは

 DXとは、"Digital Transformation"の略で、デジタル技術を活用して新しいビジネスモデルを創り出すこと。組織や企業が、デジタル技術を活用して、ビジネスモデルやプロセス、カスタマーエクスペリエンス、社内のコミュニケーションやコラボレーションなどを改革することを指します。

 具体的には、ビッグデータ、人工知能、クラウドコンピューティング、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ブロックチェーン、デジタルマーケティングなどのテクノロジーを活用して、より効率的でスピーディーなビジネスプロセスを構築したり、顧客のニーズを把握して、カスタマーエクスペリエンスを向上させたり、社員の生産性を高めたりすることが可能です。

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 DX、すなわちデジタルトランスフォーメーションは、企業や組織がデジタル技術を用いてビジネスプロセス、顧客体験、社内外のコミュニケーションを根本的に変革し、革新的なビジネスモデルを創出することです。この過程では、ビッグデータ、人工知能(AI)、クラウドコンピューティング、インターネット・オブ・シングス(IoT)などの先進技術が鍵となります。

 DXの目的は、既存のビジネスモデルをデジタル化し、効率化を図ることで、コスト削減、生産性の向上、顧客満足度の向上を実現することにあります。デジタル化により、データの収集と分析が容易になり、これによって顧客の詳細なニーズを把握し、それに応じたサービスや製品を迅速に提供できるようになります。

 また、デジタルツールとプラットフォームの活用により、企業は地理的な制約を超えてグローバルな市場へアクセスする機会を得ることができ、社内外のコミュニケーションやコラボレーションが向上します。これにより、新たな価値創造やイノベーションが生まれ、競争力の強化が可能になるわけです。

 DXの実施には、組織全体のコミットメントと、従業員のスキル向上が不可欠です。デジタルスキルだけでなく、柔軟な思考やクリエイティブな問題解決能力が求められるため、教育とトレーニングが重要な役割を果たします。

 要するに、DXは単なる技術の導入にとどまらず、組織文化の変革、ビジネスプロセスの再設計、顧客との新しい接点の創出に貢献する包括的な戦略であると言えるでしょう。

記念日とかいろいろ

PCとかITとかの記念日